▲左のオスの必死のアピールも空しく、メスは相方の背中に乗って産卵を始める。
タガメモドキはコオイムシの仲間なので、体を揺すって波を起こし雌雄がやり取りをする。タガメの仲間はそれに加えてオスが匂いを出したりもするのだが、タガメモドキが匂いを出すのは、いまだに確認できていない。
波で呼び合った後、交尾と産卵を何度も繰り返す訳だが、集団で飼っていると写真のように隙を見て他のオスが割り込もうとしてくる事もままある。
他人の卵を背負わされるだけの場合もあるだろうにねぇ。
▲交尾中のペアに、左側に居たオスが体を揺すってアピール。
▲産卵のためにペアが離れる。左のオス、アピールを続ける。
▲いくつか卵を産むと、卵オスが交尾をするために大きく体を揺すって背中からメスを下ろした。
▲ここぞとばかりに左のオスが体を揺すると、メスが釣られてふらふらと…。
▲しかし、卵オスが「コラーッ!」とばかりに負けじと体を揺すって、メスを呼び戻す。
▲我に返ったメスは、再び卵オスの元に戻り交尾・産卵を続けた。左のオス、残念。